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DeArmond model 900
先日、インターネットのオークションで見つけて、 “おぉ〜、なんかスチーム・パンクっぽい!!!” というだけで、落札した『DeArmond model 900』というピックアップ。 DeArmond(ディアルモンド)というと、ギター用のピックアップでは名前を聞いたことはあ...


FISHMAN BP-100
ご来店されたオーナーの方々に、 “情報料は・・・必要無いのですか?” と、特に電気系の機材や、それに合わせた楽器の調整方法について質問を受けた時に、意外と多く『情報料』について質問も受けますが、当店、特にそのような料金システムは、ございません。...


YAMAHAサイレントベースについて その2
さて、久しぶりに YAMAHAのサイレントベースの、お話。 私の想像以上に、世の中に出回っているようですが、この楽器の調整や修理は、本来、コントラバス専門店が請け負うべきなのか、エレキベースを専門に扱う店が請け負うべきなのか、そのあたりが不明で、おそらく、その件に関しては...


YAMAHAサイレントベースについて その1
開業してから、何件かYAMAHAのサイレントベースの調整をさせていただいて感じたこと。 YAMAHAのサイレントベース自体は、私がメーカー(オリエンテ)に勤めていた頃に、まだ発売前の試作品に触れる機会があって、あとは修理で数本扱った程度で、ほとんど馴染みはありませんでし...
心境の変化
世の中が動き始めまして。 なんでしょう・・・『with コロナ』という言葉とともに、やはり感性の上澄みのような世界に勢いよく飛び出した人々もあって、“きっと、この業界(総じて音楽業界)も、この波に飲まれていくのだろうな。” と半ば諦めの境地で眺めていたりして。 ...
吹奏楽コンクールの中止
※これは2020年に書かれた記事です。 一週間ほど前に、今年の吹奏楽コンクールの中止が発表されまして。 我が家の高校生の娘も、中学生の娘も、二人とも3年生なものだから、“どうも『引退』のタイミングが読めなくなった・・・。” などと話してます。 ...
職人の技術
『職人の技術』というものに対して、私の考え方。 私が投稿する記事に、よく『これぐらい、できて当たり前。』ということを書くことがありますが、それは別に、誰かに対しての嫌味でもなく、当て付けでもなく、職人として当たり前の意識として、『これぐらい、できて当たり前。』と書いて...
匠(たくみ)
『匠・たくみ』という言葉がありますでしょ? ずいぶんと前に、とある家のリフォームのテレビ番組が無駄に『匠』という言葉を濫用(らんよう)するから、その言葉には手垢がついてしまって、もはや『師匠』や『修行』という言葉のように、実態のない(やってもいない)職人の見栄と虚構を表現し...
こんな時期に5周年
おかげさまで、本日、5周年です。 こんな時期に。 これが数ヶ月後には『閉店のお知らせ』を発表したって不思議ではないご時世に “何か気に利いた記事が書けるのか?” と思いながら、つらつらと文章を作ってみます。 ふと気がついたのですが、私が京都で修行を始めて丸20年...


若い職人たちに向けて その2
以前、“独立しても(= 一人前になっても)、職人さんって勉強するもんなんですか?” と質問を受けた事がありまして。 職人なんてものは、親方から〈一人前〉と認められたとしても、〈完璧〉ということはあり得ないので、ずっと学び続けるものなのですよ。...


若い職人たちに向けて
3年前・・・4年前、それぐらい。 よく夜中に、店の仕事場に入って、楽器の調整の勉強というか、研究をしていました。 私はオリエンテというメーカーで、20年間、寝ても覚めても、嫌というほどコントラバスを作り続けてきて、それと共に、楽器の修理にも携わってきたのですが、...


久しぶりにウルフトーンの話
せっかくなので、久しぶりにウルフトーンの話。 『ウルフトーン』とは、簡単に言うと、音程感のない波打った音のことですね。 Wikipediaでは『演奏音と楽器の胴体の共振周波数が一致した時に発生する、原音の周波数を増幅/拡大した、持続し共鳴する人工的な倍音である。』...
時間を持て余している若い職人に
もし、この時期に、時間を持て余している若い職人に、何かを伝えるとしたら・・・とにかく『刃物を完璧に砥げるようになりなさい』ということかしら。 刃物というものは面白いもので、適当に中途半端な研ぎ上げの場合には、良い刃物も悪い刃物も、それほど切れ味は変わらないもので、逆に完璧な...
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