PHIL JONES BASS のベースアンプについて

 情報としては確証を得ていたのですが、すっかり公開するのを忘れていた『PHIL JONES BASS のベースアンプについて』という話のネタ。

 PHIL JONES BASS のアンプのイコライザーはフルテンの状態(全てが最大値)が音の基本であって、どうもイコライザーによって割り当てられた周波数帯を減衰させることで音色を作っているようです。  簡単に説明をすると、PHIL JONES BASS のイコライザーは『増幅・減衰させる回路』ではなく、(パッシブ系の)エレキベースなどのトーン回路のような『減衰させる回路』であるようです。  確かに、アンプのイコライザーのポットには、センタークリック式を採用しているので、なんとなく中央に設定するのが納まりが良い感じも受けますが、どうも考えれば考えるほど、“フルテンが基準で設計されているような・・・。” 気がします。      ただ、この『フルテンが、デフォ(デフォルト)。』というのは、PHIL JONES BASS の中でも『BRIEFCASE』のようなグラフィック・イコライザーを採用しているプリアンプは『増減式の回路』を採用しているようで、フルテンにすると音が破綻するようです。  当店にある『Super Flightcase』や『Bass Cub』、そして近年発売された『Double Four』などは、同じようなプリアンプ回路を採用しているので、『フルテンが、デフォ。』という事になりそうです。    昔々の POLYTONE とか(?)、Fenderとか(?)そんな感じの『フルテンが、デフォ。』と言われていたアンプが幾つかあるので、特に珍しい話でも無いように思います。      PHIL JONES BASS は、わりと “メーカーの公表しているスペックよりも、出力が小さく感じる。” と言われたりもしますが、プリアンプ部分をフルテンにしてみると、“あ。ちゃんと出る。” と感じます。        電気回路の問題として “フルテンにしたら、壊れるのではないか?” と思われるかもしれませんが、まず壊れることはありません。  そこで壊れるようであれば、そもそも、メーカー側の設計ミスです。  ただ、一応、爆音にならないように、あまり音量は上げずに実験してみてください。  意外と、音抜けが良く感じることができるかもしれません。  当店のPHIL JONES BASS は改造してあるので・・・あまり参考にはなりませんが。