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2弦のAの音のウルフトーン
ここ最近、3弦のA(ラ)の音ではなく、2弦のAの音のウルフトーンの相談が多いので、一般的な解消方法をご紹介。 『一般的な』というのは、楽器自身の個性(設計思想も含む)であったり、修理履歴であったり、その楽器の状態によっては消せない場合もあるので、『一般的な』という解釈で、お...


コントラバスの3弦は鳴りにくい
『コントラバスの3弦は鳴りにくい』ということは定説で、実際、鳴りにくいからこそウルフトーンなどの障害も発生するわけですが。 私も経験から考えると『定説』というよりは、楽器によって個体差はあるとはいえ『事実』と言い切っても良いレベルなのかな、と思うわけで。 ...
『調整』という魔法の言葉。その2
『調整』という魔法の言葉。その2 “『楽器の調整』とは、なんですか?” と問われると、意外と答えに悩む『調整』という魔法の言葉。 この曖昧な(あいまいな)言葉は、商売としては非常に使いやすく、仕事としては非常に使いにくい言葉。...
『楽器の調整』というものの可能性
『楽器の調整』というものの〈可能性〉というか、そんなお話。 先日、常連さんの若手演奏家から “いかがですか?” と、常連さんの出演するライブのお誘いがあったので、のこのこと出掛けまして。 その日は、ジャズのビッグバンドのライブでした。...


Aria SWB-04 の終着点は何処なのか?
『Aria SWB-04 の終着点は何処なのか?』みたいな話。 この楽器、以前から私が手を入れさせていただいていて、これまでにマグネットコイル式のピックアップの取り外しや、電気系に手を入れてきたのですが、今回、オーナーからの依頼で『使用するのは fishman...


指板を、研ぎ上げる。
私がオリエンテで修行をしていた頃、オリエンテの二代目は指板を調整する技術について話をしていると、意識的にか無意識にか、3つの言葉を使い分けてしました。 一つは『指板を削る』、もう一つは『指板を磨く』、そして『指板を研ぐ』と。...
ロックやロカビリーの調整方法
ここ最近、ロックやロカビリーを演奏するオーナーのご来店も増えてきました。 ロックやロカビリーでは『スラップ』という独特な奏法がありますが、その奏法に対応した調整方法を・・・と模索してきましたが、最終的に行き着いた先は『クラシックやジャズに対する調整方法と基本的には変わらな...


一度に数種類の弦を使用する場合
過去に『カレーは二日目からが美味い』というような例えで書いたことがありますが、一度、駒を取り外してしまいますと一時的に音が鈍くなります。 この写真の楽器は納期が2週間ほどあったので早い段階で駒を交換して弦を張り、数日おいてから調整をしました。...
『調整』という魔法の言葉。
『楽器を調整する』と言われても、実際のところ『何をどうやって、最終的にどうなるのか?』という部分が見えないと言われる方もいらっしゃるので、ちょっとだけ、私の楽器の調整の手順みたいな、お話を。 本来は、もっと色々な、そして複雑な条件(オーナーからの要望とか?)があって、その全...


弦高は、どこまで下げられるのか?
『弦高を下げると、楽器の鳴りは弱くなる。』というのは、ある意味、事実であり、ある意味、事実ではなく。 楽器の調整というものは単純に弦高だけで音が決まるわけではなく、様々なことが重なり合って、最終的に『楽器が、よく鳴る』という状況を作り上げられれば良いわけで、そのあたりは...


カレーは二日目からが美味い
『カレーは二日目からが美味い』ではないけれど、駒も立てた(交換した)ばかりの時は音が鈍い(にぶい)ので、時間があるときには一日か二日ほど放置して、安定させてから音量や音色のバランスを調整します。 オーナーの楽器持ち込みの場合、目の前で駒の交換作業を見ていただくことは当店の基...


コントラバスとオーディオと、低音と。
今回は『低音』の話。 普段、店で鳴らしているスピーカーは、Electro-Voice(エレクトロ・ヴォイス)の『EVID 6.2』というものがオリジナルで、本来は直径15cmのユニットが搭載されていたところを、Parc...
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