Sona Jobarteh

今、アフリカが面白い。

 

 数年前から日本でもアフリカの音楽の人気が出てきたようで、当店にご来店いただいている演奏家の方々の中にも、アフリカの音楽を演奏する人が徐々に増えてきました。

 そこで、アフリカの音楽も勉強するようになったのですが、それが非常に面白い。

 

 伝統的な民族音楽の文化も素晴らしいのですが、近年、アフリカのポップス系の音楽の進化が素晴らしい。

 

 今回紹介するのは、GAMBIAのSona Jobartehという演奏家(歌い手)です。

 イギリス(ロンドン)出身のガンビア人、ということになるのかな?

 曲名は、まさにそのまま『GAMBIA』で、自国を讃える歌です。

 

 この演奏家以外にも、まだ幾人か紹介しようと思っているアフリカの演奏家がいるのですが、少し特徴的なことは、過去に植民地として統治されていた国の影響が大きい、ということ。

 

 ガンビアは、元々、イギリスの植民地で、このSona Jobartehはイギリスの出身。

 その他(そのうち紹介する予定)には、コートジボワール(元フランスの植民地)出身でフランス在住の歌手であったり。

 注意深く見てみると、演奏家の現在の活動拠点や育った場所が、元々植民地として統治をしていた国だということが多いです。

 

 そして、Sona Jobartehも同じく、植民地だった国の音楽性が色濃く出ています。

 Sona Jobartehでいえば、イギリスの音楽性であったり、音楽技術や映像技術を祖国ガンビアに持ち帰って、先進の技術を祖国に還元しています。

 

 すると、アフリカの野生味あふれる民族音楽の世界と、最新のポップスの音楽世界が融合したような曲が生まれます。

 これが、独特な音楽の世界を作り上げているのです。

 

“なるほど。これが世界中のベーシストが、アフリカの音楽に心惹かれ始めている要因か。”と思いました。

 30年ほど前に流行した、いわゆる『ワールドミュージック』とは少し違います。

 

 私たちが日常的に触れているような音楽の中に、ちょっと〈アフリカ〉という味を足したような、非常に聴きやすい音楽が、今、アフリカには溢れています。