マンドリンと、コントラバスと、バロック音楽と。
こちら、Holland Baroqueというオランダのバロック音楽を軸としたオーケストラの演奏です。
ただ、このHolland BaroqueのYouTubeチャンネルの概要欄を読み解いてみると、どうも純粋なバロック音楽のみではなく、どちらかというと『バロック時代の楽器を使って演奏する』という表現の方が正確なように思います。
ヴァイオリンなども、バロック仕様にしてあるようです。
この演奏は、イスラエルのマンドリン奏者であるAvi Avitalをゲストに迎えた演奏のようです。
このAvi Avitalというマンドリン奏者も少々調べてみると、マンドリンでジャズを演奏したりと、クラシック音楽のみに捉われずに、革新的な音楽にも挑戦しているようです。
彼のライブ映像も、なかなか興味深いものがありましたので、いずれ紹介したいと考えています。
バロック音楽というと、クラシック音楽の中でも、さらに〈古い〉という印象がありますが、実は普段クラシック音楽に触れていない人でも意外と聴きやすいかと思います。
個人的には『バロック音楽には、ロックの魂を感じる』と思う時があります。
バロック音楽の全てがそうだとは言いませんが、バロック音楽は、わりとテンポが一定で、音量の変化が少ない。
その制約は、音楽的構造がロックやPOPSに近いものがあるので、表現として、人間の内面が滲み出てくる性質が似てくるものなのか……と考えたりもします。
今回も、『ちょっとロックな感じのバロック音楽』を選んでみました。
お楽しみいただけたら幸いです。
それにしても、Holland Baroqueのチャンネルは面白い演奏が沢山あるのに、あまり再生回数が伸びていないという…。
幾つも演奏を聴いてみましたが、これは、なかなか味わい深いです。
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