毎年恒例、自分の楽器の駒を交換する。
駒の状態の良し悪しに関係なく、毎年一回、駒を交換します。
同じ楽器の駒を定期的に交換することで、現在の自分の技術を客観的に観ることができます。
この一年、私の中では『サウンドの太さを得られる駒の立て方』を考えながら仕事をしてきましたが、今回、新しい駒に交換して、私の技術は明確にサウンドの太さが得られるような駒の立て方をしてきたことが確認できました。
コントラバスのサウンド(音色)には多少なりとも流行があるようで、数年前に多く要望を受けていたサウンドが、現在でも同じように求められているとは限りません。
だから一定期間ごとに、自分の駒を作る技術と世の中の求めるサウンドの誤差を確認して、それを修正する作業が必要になります。
日々研究。
日々修練です。
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