美しく撮影する

コントラバスを美しく撮るのは、意外と難しい。


 HPで使用する写真を考えていて、試し撮り。


 一般的には『白い壁紙を背景に垂直に立たせる』という撮影方法が主流のような気もするけれど、当店には、そんな『白い壁の空間』など存在しないわけで、“それなら逆に、日常の風景の中に置いてしまおう。” というのが、これまでのコンセプト。

 さらに今回は、当店のオリジナルスタンドを使って、あえて楽器を斜めにして撮影してみる。

 よく考えてみれば、コントラバスを撮影する際に、楽器が垂直である必要は全くないわけで。


 使用したカメラは、いつものSIGMA fpです。

 レンズが『ASAHI SMC TAKUMAR 50mm f1.4』という、40年近く前に作られたものです。


 最初は『YASHICA ML 50mm f1.7』というレンズ(これは30年ほど前に作られたもの)を採用しようと思ったのですが、描写が華やかさすぎました。

 どうもコントラバスを撮影するには向いていないように感じます。


 TAKUMAR の地味な描写が、意外にも写真に生々しさ(リアリティ)を引き出しているようです。






 どうでしょう?

 わりと雰囲気の良い写真に仕上がったと思うのですが、今の時代、写真なんてものはスマートフォンで手軽に撮れるのですから、何もここまで頑張る必要はないのかもしれません。