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再び Oriente HB-45を語ってみる
先日、高校時代の音楽仲間が遊びに来ていた時に、 “お前の性格だから〈販売〉が苦手なのはわかるが、取り扱っている商品は、しっかりと売れ” と言われてしまいました。 それは至極もっともな話であって…… というわけで、当店の取り扱い商品である Orienteのコントラバスを改めて...
楽器の容積は測れるのか?
職人同士の会話は、時にとんでもない方向に飛躍をする。 Orienteの二代目と電話で話していて、要件が済んだ後には、いつも雑談となる。 雑談といっても、その内容は、ほとんどが技術論。 ふと『楽器内部の容積を、どうやったら測れるのか?』という話題になる。...


ちょっとした思い出話
ちょっとした思い出話だったり、そうでなかったり。 当店は管楽器専門店と手を組んで、埼玉県の中学校や高校の吹奏楽部のコントラバスの修理や調整を行っています。 昨日、管楽器屋さんから持ち込まれた依頼は、 “G線の弦高で6mmで、全体の弦高を整えてほしい。” というもの。...
Orienteの二代目という立場
40年以上前の話ですが、Chaki(茶器弦楽器製作所)の親方が、東澄雄(ひがし・すみお)に、Chaki を引き継がないかと話を持ちかけました。 しかし、東澄雄は、それを辞退し、のちに自ら Oriente を1979年に立ち上げます。...


Orienteは修復もしています。
PCの中の写真を整理していたら出てきた。 撮影は2014年。 私が、まだ Oriente で修行をしていた頃の写真です。 Oriente はコントラバスのメーカーですが、古い楽器の修復なども行なっています。 これ、意外と知られていません。 ...
それは、チャンスがあるということ。
私自身、自ら弟子を育てるようなことは考えていません。 若い職人たちに、私の持っている知識や技術を伝えることに興味がないわけではありません。 私が受け継いだ〈伝統〉を継承させる職人は育てない、という意味です。 その大きな理由が、当店と、私が育てられた Oriente...


Orienteがオイルニスで作った。
昨年の11月に、Oriente の二代目が遊びにきたときに置いていった、新作のコントラバス。 珍しく価格を先に言います。 700,000円(+税)です。 Oriente としては特別高価格帯ではない、この楽器の何が違うのかというと、使用されているニスが、オイル...


Thomastik Spirocore
ジャズの世界では最も有名な弦で、もう何十年も前から定番です。 実は、このSpirocore(スピロコア)は、いつの間にか設計変更されているのではないか、という話題は、当店でよくあります。 特にベテランの演奏家からの “昔の頃のSpirocoreは、新品の状態では、もっと高音...
ネックの外れるコントラバス
ネックが取り外せて、コンパクトに収納できるコントラバスを、ORIENTE(オリエンテ)が作ったらしい。 https://www.bassland.tokyo/entry/2020/10/10/185256 もう10年以上前ですが、まだ私がオリエンテで修行をしていた...
手を洗う
手を洗う 手を洗う。 よく手を洗う。 ここ最近の感染予防とは別の話で、私は昔から、よく手を洗います。 オリエンテでの修行時代に、ちょっと仕事(コントラバス製作)が上手くいかない時に、手を洗って気分転換をする。 ...


指板を、研ぎ上げる。
私がオリエンテで修行をしていた頃、オリエンテの二代目は指板を調整する技術について話をしていると、意識的にか無意識にか、3つの言葉を使い分けてしました。 一つは『指板を削る』、もう一つは『指板を磨く』、そして『指板を研ぐ』と。...
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