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再会

  • gen-bassya2015
  • 2021年10月13日
  • 読了時間: 1分

 学校関係(中学校・高校の吹奏楽部)の依頼を受けることが多いこともあり、また自分自身が出身ということもあるけれど、オリエンテのコントラバスの修理や調整の依頼は多いです。  もっとも、別にオリエンテのコントラバスの品質が悪いわけではなく、年間で500本近くを生産して、国内シェアではNO.1という、絶対数が多いのだから当然といえば、当然なのですが。

 私の場合、もの凄い単純計算で、年間500本の生産をして、20年オリエンテで働いて、ざっくりと10,000本のコントラバスの生産に関わってきたわけですが、修理の依頼で持ち込まれた楽器を見て、“あ。この楽器、作った記憶がある。” とか “あ。この楽器、メーカー修理で京都に来たことがある。” とか、全てではないけれど、記憶の残っている楽器に再会することがあります。

 それがまた京都(オリエンテの所在地)ではなく、遠く離れた埼玉県で再会するのだから、なんとも妙な気分というか、不思議な気分というか・・・そんな不思議な感覚になります。



雑感・コントラバス職人の役割

“その問題は演奏者側にあるのか、それとも楽器側にあるのか?” それを聴き分けるのも、職人の仕事。 お客様にお誘いいただいて、お客様の演奏会に行ったとき…それは仕事半分、遊び半分。 “いやいや、良い演奏会だった” と浸っている(ひたっている)だけではダメで、そのお客様の楽器を...

 
 

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