本来はメーカーや販売店が責任を持つべきこと。

 『絃バス屋は電気系に強い』と、ここ最近、多方面(?)から評価をいただいて感謝なことではありますが・・・個人的には、あまり『電気系に強い』という実感もなく・・・。

 本来ならば、メーカーであったり、販売店が責任を持って修理や(ピックアップを搭載した)楽器の調整などを請け負うべきですし、プリアンプなどの開発にしても、専門メーカーが本腰を入れてくれれば、わざわざ、こんな場末の怪しいコントラバス屋が請け負う必要も無いわけで、本音のところでは “・・・なんかモヤモヤする。” と感じることも少なからずあるわけです。


 実際のところピックアップマイクにしても、プリアンプなどのエフェクターや、パワー・アンプなども『そもそも、修理はしない。壊れたら終了(廃棄)。』という前提で作られていることは多いように思います。

 エフェクターやアンプなどは、当店で使用しているような一般的なコンデンサーや抵抗器が使用されていれば、機材を分解した時に、少しの気合と根性で頭の中で回路図を描いて修理することは可能ですが、最新鋭のデジタル機器であったり、超小型のチップ抵抗やコンデンサーが使用されていると、回路図なしでの修理は不可能ですし、そもそもメーカー側も回路図は供給(公開)しないので、『誰も直せない』という状況になります。 

 そうなると、やはりメーカーが責任を持って修理をするべきなのですが・・・・・・。



 常連さんたちと話をしていると、やはり “電気系の機材の修理を請け負う店(または会社)は、どこにあるだろうか?” という話題は多いです。

 楽器店が、意外と修理の依頼を受けてくれないのが、アンプだそうです。

 私でさえ、“楽器用のアンプなんか、オーディオ用に比べれば回路も単純だから、見ただけで、だいたいの回路図が頭の中で描けるわ。” と感じるわけですから、可能性として、オーディオ系の修理屋に相談してみると・・・店主が乗り気になってくれさえすれば、修理は可能なのかな、と思います。

 特にコントラバス関連の機材であれば、楽器用よりもオーディオ用に寄せた調整をしたほうが、結果的に扱いやすくなるような気もしますし、アンプが壊れて困っている方は、一度、オーディオ系の修理屋さんに相談してみては、いかがでしょうか?


 絃バス屋?

 積極的には修理依頼は受け付けていません。

 当店は、あくまでコントラバス専門店ですので、“話の流れで修理依頼を受けちゃった・・・・・・。” のような状況が延々と続いているだけです。