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本当に膠は最強なのか?
膠が最強なのは、扱う職人の技術が高いことが大前提だ。 コントラバスの製作や修理で使用される接着剤は、膠(にかわ)という天然素材の接着剤です。 世間的には、なぜか不思議と膠という接着剤を使用しているだけで、賞賛される。 業界的には、膠以外の接着剤を使用すると非難される。...


職人の倫理観が問われる
こういうことは『これは、おかしい!』と演奏者が声を上げなければ、もう変われない、そんな時代だと思います。 駒の足の下に板を足して弦高を上げる。 通称、下駄を履かす。 しばらく前に、この楽器の駒の交換の依頼を受けて、その時に楽器の状況を確認した時に撮影。...


コントラバスの弦高の話
珍しく職人さんらしい話題。 コントラバスの弦高の話。 コントラバスの弦高というものは、演奏する音楽のジャンルによっても、少々適正な高さというものが変わってきますし、演奏する人の音楽性や体格によっても変わってくるので、一概にして『この高さで大丈夫』というものはありません。...


膠を流しても直らない
珍しく、楽器の話。 しかも修理技術の話。 珍しく、珍しく。 何年もの時間をかけて材木が乾燥をすると、縮みます。 すると、材木は割れます。 それはコントラバスでも同じ現象が起きます。 それは、ある程度は仕方のないことです。...


プロとアマが同じものを使う
本日のお仕事。 “コントラバスを作っているだけなら、気楽で良いのだけどな。” と丁度考えていたころに、常連さんからベースアンプのキャビネットの調整依頼を受けました。 本日は、Epifaniのキャビネットです。 “どうも思うようにサウンドが作れなくて、これはキャビネット側のサ...
停滞は文化の終焉の始まり
私が職人を始めて約30年になりますが、30年前と現在で、果たしてコントラバスの調整技術というものは、どれほど進化してきたのか? そう考えた時に“実は、大して進化してこなかった。”ということに気が付きます。 そう、実は大して進化していない。...


TC Electronic BG250
TC Electronic BG250 の新しいキャビネットが完成。 今回は『コントラバスとキャビネットの関係性』を実験するために、アンプの電気回路には全く手を入れず、オリジナルの状態です。 このアンプは当店へ来てから、2年半になります。...


ベースアンプにダンプドバスレフを採用してみる。
前回、ダンプドバスレフを紹介しました。 この記事の投稿の後に、色々と実験をしてみました。 ダンプドバスレフはサウンド的には、バスレフ式と密閉式の中間のような印象があります。 ただ、バスレフポートを塞ぐ際に、どれぐらいの吸音材を使用するかによって、バスレフ式に近いサウンド...


おそらく的を射ていると思うんだけど…
先日、とある高校の吹奏楽部のコントラバスが点検・修理に持ち込まれました。 そこで少し気になったこと(気が付いたこと)を記事にしてみます。 使用されている弦は、ピラストロ社のオリジナル・フラットクロムです。 中学校や高校の吹奏楽の世界でオリジナル・フラットクロムがよく使用され...
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